モノ選びの基準を自分の心の奥に求めること
先日から、自分にあったモノ選びについて考えていますが、 興味深い記事を見つけました。石黒智子さんは、主婦の視点で気持ちよい家、キッチンのありかた、使いやすい道具についてコラム、書籍を書いていらっしゃる著名な方です。
石黒さんはすぐに台所に立って、
なぜこのフライパンを使っているのか、
なぜシンクの中に水切りかごが置いてあるのか、
なぜ同じ形のガラスのふたがたくさんあるのか、
なぜスプーンはこの形のものがいいのか、
なぜ23年間このトースターを使っているのか、
といったことを手で示しながら説明してくれます。
すべてのものに選んだ理由があり、 使う理由があり、そこに置くべき理由があり、 25年かけて現在の台所ができあがっているのです。 なくてもいいものはひとつもありません。
■ほぼ日刊イトイ新聞 担当編集者は知っている
http://www.1101.com/editor/2007-04-03.html
購入したモノには全て、購入した自分なりの明確な理由があるということでした。
「自分なりの」というのが大事な気がします。自分なりということは、自分に合う基準と、そうではない基準というものがあるということ。
自分に合わない基準は、潔くあきらめるということ。一般的に重視される基準であっても、自分の生活には合わないということはよくある事ですから。
自分なりの基準を説明出来る。合わない基準は潔くあきらめる。
自分の根っこを確認するというのでしょうか。そうなるとモノ選びを超えた感もありますが。。
このあたりを、これから自分の気持ちと対話しながら深めていくつもりです。
石黒さんの本を読みながら、更に考えてみます。
大人のための素敵な良品生活のすすめ―最小限のもので、贅沢する技術
- 作者: 石黒智子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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