Design of everyday life(自分らしい生活をデザイン)

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明るく自由な家族を包み込む洋裁教室のある家〜建もの探訪

  奥さんが自宅で主催する洋裁教室が1Fに。「洋裁のコツ教室」のネーミングが秀逸。

 

 ご夫婦、息子さん(次男:後2人はサッカーで外出中)のファッションと明るいキャラクターが印象的。
 思うがままを生きる家族、明るい家庭の印象。
 この家庭は奥さんが主導、旦那さんが側面からフォロー、大黒柱なのかな?

 

 入口を入ってすぐが洋裁教室、生活スペースときちんと切り離されている。
 木をふんだんに使った、落ち着いたインテリア。


 旦那さんはサーフィンが趣味。道具をしまう収納スペースを確保。(趣味スペースがここしかない旦那さんは、ちょっと不満なのかも。)

 

 3兄弟は仲良く1つの部屋。ロフトも広い。(洋裁教室の天井を高くとっているので、有用なロフトスペースを確保出来た)
 猫の通路があちこちに。5箇所もある。

 

 広いデッキスペース。広いリビング。床材の色も印象的。
 息子が書いた習字 「夢の実現」がリビングに大きく貼ってある。 この家、そしてこの家での生活自体が「家族の夢」だな。

 

 台所、サニタリー、クローゼット、デッキスペース、家事動線が素晴らしい。


 旦那さんは料理は手伝わないそうだ。三兄弟も。だから台所は奥さんのスペース。キッチンのことを話す奥さんはとても楽しそうだ。

 洗面所のテーブルの木が、良いアクセントになっているね。

 長くて広いクローゼット。おしゃれな奥さんの洋服でいっぱい。奥さんはそれでも狭い‼︎とのこと。

 家族もペットも楽しく暮らせる家だ。

 

 渡辺さんのコメント、「子育て中期という大事な時期を愛で包む家」

 自宅で楽しく働く新しいライフスタイル。自宅で忙しく働く奥さんのステージを設ける。旦那さんは控えめに温かく見守る。これがこの家族の素晴らしく良いバランス。
 そしてこの家は、その家族を大きく包み込んでいるんだな。

 

里山を望む 洋裁教室のある家(東京都稲城市・相馬邸)

渡辺篤史の建もの探訪
 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/25
■小野澤裕子建築設計事務所
 http://www14.ocn.ne.jp/~onozawa/works_yomiuri.html