Design of everyday life(自分らしい生活をデザイン)

Life-Design , Self-management , Interior , Book etc..

基本的自尊感情を育むのは親の役目?

これまで子育てにおいて基本的自尊感情が大切だということを意識して実践してきました。そしてそれを育むのは親の役目だと考えてきました。

基本的自尊感情については、これまでも書いています。

hisel.hatenablog.com

しかし更に基本的自尊感情について理解を深めようと購入したこの本で、少し意識を変えることが出来ました。

基本的自尊感情を育てるいのちの教育: 共有体験を軸にした理論と実践

基本的自尊感情を育てるいのちの教育: 共有体験を軸にした理論と実践

 

 

この本では、基本的自尊感情を育むものは①無条件の愛+無条件の禁止、②共有体験(経験の共有+感情の共有)、③基本的信頼感であるといっています。
その中で、①無条件の愛+無条件の禁止については当然親の役割ですが、②共有体験、③基本的信頼感は、必ずしも親が担うものではありません。友人や先生、その他仲間との関係によって培われていくものです。

当然、子どもが小さいうちは親が担う割合は高いですが、大きくなるにつれて徐々にその割合は低くなってきます。その分親は①に注力していけばいいのです。

 

自分の中では、基本的自尊感情を育むためには、親が常に中心となっていかないといけないという気持ちがありました。それが強迫観念になっているところもあったので、少し気分が楽になりました。

タスク管理と時間管理を円滑につなぐ「橋渡し」

 タスク管理システム(Todolist)や時間管理システム(たすくま)を日々活用していますが、いろいろと不満があります。


 まず、タスク管理システム(Todolist)を使う時に感じる不満です。期限を設定すると、期限までに終わらなくて、期限切れのタスクばかりになり、嫌になってやめてしまう。その期限までにそのタスクを本当に終了できるだけの時間があるのか。それが分からないのです。

 

 また、時間管理システム(たすくまなど)を使う時に感じる不満もあります。
 事前にすべての行動を計画しなければいけないのか?全て詰め込まなければいけないのか?たすくまに全てを押し込もうとすると、圧迫感を感じてしまいます。
 逆に、全て詰め込まないでいると感じる不安もあるのです。ルーチンタスクや予定、睡眠時間などを踏まえて、どれだけ時間が確保できるのか?また確保した時間でタスクがこなせるのかが分からない。もっとルーチンタスクや予定を削って、時間を確保しなければいけないのではないか?という不安です。
 日々のタスクは出来る日、出来ない日がどうしても出てきます。出来なかったタスクは、1週間単位で随時調整します。その時、見通しがつけやすい紙のウィークリー手帳が便利。過去はこれで管理してきました。しかし、たすくまで見通せるのは、1日。良くても翌日まで。これまでウィークリー手帳で管理してきた1週間単位での調整は、たすくまでは難しいのです。

 

 これらの不満の原因は、何を、いつまでにやるべきかを考える。日々の生活の中でいつ、どのくらい時間が確保出来るかを考える。それぞれが混在していて、かつおろそかになっていることです。
 両者は、密接に連動していて、どちらかをおろそかにしても機能しません。この2つを明確に分けながら、かつ完全に把握していかないといけません。
 つまり、タスク管理システムと時間管理システムとを見比べながら考える時間をとるのです。
 具体的な考える内容は、やりたいことを実現するために、どのくらいの時間が必要か。ルーチンタスクと当日の予定に埋め尽くされた1日のどこに時間を作り出すか。時間を確保するために、当日の予定を先送りするか?ルーチンタスクの一部を削るか?そして、確保した時間に何のタスクをはめ込むか?などです。
 これらを考えた上で、その結果を時間管理システムに置き、1日を管理するのです。

 

 このタスク管理システムと時間管理システムとを見比べながら考えるツールとして、アナログ手帳を活用するのです。
 具体的には、まず、1週間でタスクに取り組む必要のある時間を設定します。(現在の状況では1週間で540分)
 既に予定、仕事をはめ込んでいる、アナログ手帳の週間スケジュールにタスクをこなす時間を割り振っていきます。
ルーチンタスクは、時間管理システム(たすくま)を見ながらはめ込んでいきます。
 1週間の予定、仕事、睡眠、タスク、ルーチンタスク等を総合的に睨みながら、1週間の各日がオーバフローしていないかを考えます。
必要があれば、ルーチンタスクの削除や予定の変更、もしくは、確保したタスクの時間を変更していきます。
 1週間のスパンで計画していくことのメリットは、1日を超える、先の見通しをつけることが出来ること。そして、一番は当日出来なくても、調整が可能だという安心感だと思います。

 

 毎日は、アナログ手帳を元に予定、ルーチンタスク、当日やるべきタスクをすべてを入力した時間管理システム(たすくま)で過ごします。

 先に述べた、すべきことが網羅されていないのではという不安感もない。また、タスクがあふれかえっているという圧迫感もない。これは丁度いい感覚です。

 


 当面はこのようなやり方をしていこうと思います。これからも微調整を重ねながら、より自分にしっくりきたタスク管理、時間管理を実戦していこうと思います。

黒田博樹の配球術とセルフマネジメント

 昨今、黒田博樹投手の日本球界復帰が話題になっています。私は彼の著書「クオリティピッチング」にある配球術が、自分が取り組んでいるセルフマネジメントの考えそのものであることに驚かされます。
 今回は、黒田投手の配球術とベースとなるセルフマネジメントについて書いてみます。

 

クオリティピッチング

クオリティピッチング

 

  

事前の準備を大切にする

 まず黒田投手は、「配球とは、ギリギリのコースへ投げないといけないというメンタルに自分を追い込まないためにどのようにするかということ。」と言います。「どんな状況でも、ギリギリのコースに投げられるピッチャーなら苦労はしないが、そんなピッチャーはそうそういない。自分がそうではないことを十分理解する。」というのです。
 これは、自分が「追い込まれた状況では、平時以上の力を出すことが出来る」という前提を捨てて、常に自分を厳しい状況に追い込まないように、事前の準備を重ねるという、正にセルフマネジメントの考えがベースになります。
 具体的に黒田投手は、「どれだけ細かなコントロールを使わなくて良い配球をするか。」を実践するために、常にストライクを先行させ、次はボールでもいいという状況をつくり続けます。そのために事前に打者を研究し、好きなコース、嫌いなコース、早打ちか待つタイプかなどを把握します。

 

自分を知ること、逆算

 黒田投手はこうも言います。「自分は大リーグで、バッターの癖や仕草、データや試合の流れを加味した駆け引きの中で討ち取っていくというスタイルへシフトすることにした。そこから自分になにが必要であるかを逆算していった。この逆算のためになによりも重要なことは、自分を知ることだ。」「常識とされているものができないからといって、強いボールが投げられないとか、勝てる投手になれない、というわけではない。」
 自分の求めるスタイルに到達するためには、まず自分を知ること。知った上でそのスタイルに向けた行動の逆算をしていく訳です。
 セルフマネジメントの一環である時間管理に置き換えてみても、自分の理想とする一日と現在の時間の使い方とのギャップを知ってはじめて対策がとれます。自分の今の時間の使い方を知ることの必要性が実感出来ました。

 

まとめ

 成果をあげる人には、ベースとなるセルフマネジメントの考え方がしっかり身についているんだということが本書を読んで理解できました。
 本書には、「勝つためのメンタリティ」についても興味深い考えが載っていましたので、これは次の記事にしたいと思います。

思考の「縦横をそろえる」

 ブログを書く意味のひとつに、自分の考えている事を整理することがあります。
 頭の中に漠然と渦巻くアイデアや思いをひとつひとつ書き出して整理していくことで、自分の頭の中もクリアになっていきます。


 ここでいう「整理」とは、「縦横をそろえる」という表現が自分の感覚に一番近いです。
 縦横をそろえることで、見通しがよくなり、分類や場合分けも可能になる。何かしらの方向性や結論も見えてきます。

 

 娘が好きでいつも見ているアニメ「おさるのジョージ」で、こんな回がありました。

 おさるのジョージは、街のゴミをチーム対抗で沢山集める大会に参加しました。
 ジョージは、街で捨ててある沢山の面白いオモチャを見つけました。
 帆が折れた帆船や壊れた腕時計など、周囲の人たちから見れば、ただのゴミにしか見えないものです。
 ジョージと一緒に住んでいる黄色い帽子のおじさんは、集めたものを見て、全部ゴミとして出すように言います。でも、ジョージはどうしても自分のコレクションにしたいのです。
 黄色い帽子のおじさんは、コレクションにするには何か共通点がないといけないと言います。共通点がなければ、コレクションではなくただのゴミだと。
 ジョージは、一生懸命共通点を探しますが、なかなか見つかりません。
 そこでジョージは色に着目しました。色をキーワードに、ジョージは全てのものをコレクションにしてしまいました。黄色い帽子のおじさんやチームメンバーは、ジョージのコレクションを見て、その美しさにビックリ。
 ジョージのコレクションは、ゴミを美しいコレクションに変えたとして、美術館に展示され、絶賛されました。

 

 ジョージがやった共通点を見つける作業が、「縦横をそろえる」ことだと思います。

 縦横をそろえた結果、見通しがよくなることや、何かしらの方向性が見えるのは、自分だけではなく多くの人に分かりやすくなったということ。分かりやすくなった結果、それを見た人が更なる価値を見出し、ジョージが考えもしなかった美術館に展示されるという大きな成果にもつながる。

 自分の中では意味や価値を感じていても、それが上手く周りの人に伝わらない、更には自分自身もその価値を理解しきっていないことがよくあります。これを解消するプロセスとして「縦横をそろえる」があると思います。

 

 これからもこのブログを書くことを通じ、更に「縦横をそろえて」、自分の思考を表現しようと思います。

基本的自尊感情を育む

 以前、このブログで、子育てについて感じていることを書きました。

 子どもとの関係も、同じように「子どものために」を捨てることから始まるのだと思う。
 「今日は、子どもに振り回されよう」と腹をくくった時は、案外と子どもは素直になる。おそらく、そのときは子どもの言葉、表情、動きをしっかり見て、言葉を返しているのだと思う。心も乱れていないんだろう。だから、子どもは変わっていない。自分が変わっただけなんだ。
 この精神状態を、どんな場面でも継続してもてるかどうか。これが大事なのではないかと思う。

弓道と子育ての共通点 - Design of the everyday life(自分らしい生活をデザイン)

 つい、子どもをコントロールするような言葉、「だめ」「後で」「そうじゃなくて」。余裕のないまま、否定の言葉を沢山なげかけ、子どもの表情や言葉、動きなどに注意を払っていませんでした。

 

 また、いつも読ませていただいているブログに、最近こういう興味深い記事がありました。引用します。

 社会的自尊感情は「褒められることで自分の中で膨らみ、褒めてくれる人がいなくなればしぼむもの」、基本的自尊感情は「自分の中で培われたもので周りから影響されることなく維持されるもの」として紹介されていました。

 家庭の中で子どもに対して育ててあげられるのは後者の「基本的自尊感情
 子どもたちが社会の中で自信を持って問題にぶつかりながら生きていくための基礎となる自尊感情をどうやって育てていくか、番組の中でその方法の一つとして「共通経験をすること」が挙げられていました。

 たとえば「一緒にテレビを観る」

 同じ番組を一緒に観て、同じように笑ったり、それについて話したりすること。

 家族で同じ経験をして「自分が感じたこの感情に共感を得られる」という経験を積み重ねること、それを通して、自分は自分で良いんだという基本的自尊感情が培われていくのだそうです。

 他にも、家族で自然に触れる、一緒にご飯を食べる、家族でドライブをする…

 要は「家族と一緒の経験を積む」ということ。

職場で叱られて泣いてしまっていた自分と自尊心のこと。 - スズコ、考える。

 

 今、子育てで一番気になっていることは、子どもに与えてやりたいと考えている自尊心が、しつけと称して子どもをコントロールすることで損なわれてしまうんじゃないかという不安です。その不安により、自分の中の基準がぶれてしまって、結果的に甘やかせに繋がってしまっていることです。

 

 しかし、基本的自尊感情は、褒められて育つ社会的自尊感情とは別のものである。しつけを緩くするからといって、基本的自尊感情が育つものではないということが分かりました。

 しつけや周囲の環境、人との関わりなどで生じる状況を子どもと自分が「共通経験」すること、対峙ではなく同じ目線で一緒に見る、それにより基本的自尊感情が育まれるのだと思います。

 だから、しつけや行動をコントロールしなければいけない時はすればいい。その時の子どもの気持ち(嫌だ、悲しい)に集中し、共有すればいい。
 更に、全ての行動をコントロールする必要はない。気持ちを大きくもって、子どもに振り回されようと思って行動したとしても、結果的に子どもは大きく道を踏み外さない。なぜなら、子どもに振り回されようと思うことは、子どもに寄り添おうとすることだから。

 

 こう考えると、気分がすごく楽になりました。

 何が正しいのか、正しくないのかが大切なのではなく、同じ場を共有することが子どもにとってまず一番に大切なこと。しつけはその次だということが理解できたので。

 

 もう少しリラックスして、子育てに向かい合えそうです。

セルフマネジメントとチームマネジメントとの共通点と相違点

 これまでセルフマネジメントについて、様々なことを書いてきましたが、以前私は、会社に所属し、チームの業績を上げるため如何にマネジメントするかを常に考えていました。
 そこで、セルフマネジメントとチームマネジメント、それぞれの特徴や違いを考えることで、セルフマネジメントの認識を新たに出来るのではないかと思っています。

 

共通点

 まずは「目標にいかに到達するか?」に主眼を置くということです。目標を達成を目指さなければ、マネジメントとはいえないと思います。P.F.ドラッカーも「マネジメントは、組織に特有の使命、すなわちそれぞれの目的を果たすために存在する。」と言っています。
 次に、手持ちの資源を最大限活かし、成果をあげることです。人的資源、時間、カネなど様々な資源を最適に配分して成果をあげるかが重要です。
 最後に、人の意志・モチベーションが大きく影響するということです。自分のモチベーション、チーム構成員のモチベーションが成果に大きく影響するので、それに最大限配慮していくことが必要です。

 

相違点

 一つ目は、チームマネジメントは「組織」が中心となり、セルフマネジメントは「個人」が中心になるということです。共通点で「マネジメントは目標にいかに到達するかが主眼」と書きましたが、チームマネジメントは、目標を達成するための中心プレーヤーが「組織」です。組織が個人を律することで、目標達成のエンジンとなります。一方、セルフマネジメントはプレーヤーが直接「個人」になります。これに伴いセルフマネジメントは、感情やモチベーションが成果に影響されやすくなります。更に、目標自体が個人の感情やモチベーションに影響されてしまうという本末転倒な状態になってしまいます。具体的には目標を必要以上に下げたり、目標自体をあいまいにしてしまうということです。逆にチームマネジメントは、組織が目標の達成に強力な圧力をかけるため、個人の感情やモチベーションへの配慮が薄くなります。結果、長期的に目標の達成がなされなくなってしまいます。
 次に、成果の大きさです。チームマネジメントはより多くの資源(ヒト、モノ、カネ)を配分するので、成果はより大きなものが望めます。セルフマネジメントは自分という限られた資源を配分するので、成果の大きさはチームマネジメントほどではありません。

 

 いろいろ共通点、相違点を見てきましたが、チームマネジメントとセルフマネジメントの大きな違いは、短期的には、チームマネジメントは目標へ向かう力がかかりやすく、セルフマネジメントは感情やモチベーションに流されやすいということです。
 だから、チームマネジメントは個人により目を向ける、セルフマネジメントは目標を見失うことがないように配慮することが、長期的に目標を達成するためには必要です。それぞれのマネジメントでおろそかになりがちなことに焦点を当てた取組みが求められるということです。

 

おわりに

 書いていて、至極当たり前の結論に落ち着いてしまいました。しかしこれが、私がこれまでマネジメントを考える中で感じている根本のところです。マネジメントはどんどん深化しているので、ここからもっともっと、突き詰めて考えていこうと思います。

家族の明るさと家の明るさが呼応した、高台の家〜建もの探訪

 ご夫婦2人の家。横浜の高台に建つ。
 斜め壁の印象的な外観。外観が黒、家の中が木の色でいいバランス。表札、ポストも家のフォルムと同様に斜め。玄関に至るスロープは広い。斜め壁がひさしにもなり、自転車が置けるのは便利。

 玄関を入る。全体が木の色。熱帯魚を飼っている。旦那さんの趣味とのこと。家から帰ってくるときに水槽の照明が明るく、目印になっている。
 階段を登ると、ダイニング。斜め壁にある本棚が圧倒的。奥さんの趣味の本を置く場所をできるだけ大きくとるよう、建築家に要望したとのこと。上の本は登って取れる。飾り棚があるスリット窓。外からの目隠しになっている。"外が見えて、外から見えない"窓を要望した。

 キッチン。景色が見える、セミクローズ型。2人で作業ができるように広めに作ってもらったとのこと。天井が高い。広がりに貢献。パントリー。散らかりそうなものは全てここに収納されている。

 6段の階段を登ればリビング。10畳。スキップフロアなので、高台の一番いい風景が切り取って観れる。ソファー。"シエスタ"という名。横になれて気持ちいい。中庭のようなテラスは、南側からの光を取り込める。洗濯物も気にせず干せる。

 予備室。将来の子ども部屋。シンプルだが、テラスからの光で明るい。

 1階。階段下が床下収納。

 水回り。白が清潔感溢れている。旦那さんの体格に合わせて広めない空間。

 寝室。斜め壁にもたれかかって、本が読める。簡素だがシンプルな空間。

 

 渡辺さんのコメント
 人の営みをいろんな角度から取材する新聞記者の旦那さん。そのご経験を踏まえて、自分の家づくりをいろいろと考え、建築家が手助けしたのだろう。本当におおらかで、優しい家。ご夫婦の個性によくあっている。この建物が触媒になって、ご夫婦の生活がさらに変化していきそうで、本当に楽しみ。

 

 旦那さんと奥さんが明るい。特に旦那さんが明るくて、笑顔が気持ちいい。その明るさが家にも現れている。
 建築家に細かくディテールを注文したというよりは、ご夫婦のキャラクターと生活を踏まえて、建築家が答えを出したという感じ。ご夫婦も大満足されたのではないか。
 スキップフロアになっているリビング、ダイニング、キッチンの見晴らしと明るさを最優先している。ご夫婦と友人たちが、楽しくコミュニケーションが取れる空間になっている。
 家族の明るさと家の明るさが呼応した、高台の家

 

 のぼれる斜め本棚の家(神奈川県横浜市・佐藤邸)

 

渡辺篤史の建もの探訪
 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/41

■藤井伸介建築設計室
 http://homepage3.nifty.com/kenchikuka/shinyo.html