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GTD頭の再整理(まとめ):目の前のタスクに集中できる環境づくり

 これまで、タスク管理の重要なメソッドであるGTDについて、①収集、②分類・整理、③実行、④レビューそれぞれの気をつける点を書いてきました。
 今回はタスク管理におけるGTDについて、まとめを書いてみます。

 

 タスク管理は、一言で言えば「タスクをどう上手く実行するか」だと思います。突き詰めていくと、「どれだけ、目の前のタスクに集中できるか。」になります。その環境を整えるのが、タスク管理の本当の意味だと思います。
 GTDはそれを十分意識した方法です。日々生じるタスクを信頼できるシステムに常に保存しておくことにより、目の前のタスクに集中することができます。

 タスク管理でひとつ注意しないといけないのは、タスク管理はあくまでタスク管理であり、それ以上ではないということです。知的生産などアウトプットの方法と混同してしまうと、資料の整理などがGTDプロセスに紛れ込んでしまいます。行動が伴わない資料が混じってしまうと、GTDは膨大な書類の山で崩壊してしまいます。GTDはあくまでもタスク(行動)にフォーカスして、タスクから引きはがされたアイデアや資料は知的生産など別のカテゴリーで考える方が理解しやすいと思います。

 また、時間管理(taskchute)もタスク管理と両輪として意識することが大切だと思います。
 タスク管理だけだと、実行しやすい環境が整えられているかどうかの検証は難しい。時間管理でアクション総量と実行時期をコントロールすることは有効だと思います。

 タスク管理(GTD)はタスク(行動)にフォーカス、実行に集中できる環境をつくる、と考えれば、レビューの重要性は必然だと思います。GTDのサイクルを回して、日々システムを現行化しておくということです。

 

 今回のまとめで、セルフマネジメントにおけるタスク管理の位置づけ、GTDの勘所も自分なりに整理が出来ました。
 更なる実践で、もう一段上のレベルのセルフマネジメントを目指していきたいと思います。