Design of everyday life(自分らしい生活をデザイン)

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一日にこなせる現実的なタスクを検討する

 タスク管理に関して、これまで悩んでいたことがありました。

 タスク管理ソフトをいろいろ使ってきました。当然、それぞれのタスクに期限日を設定します。使ってみると、その日にこなせないボリュームのタスクが一覧に出てきて、こなせないまま先送り。先送りしたそのタスクがいつも出てきて、うんざりしてソフトを開かなくなる。これを繰り返してきました。

 タスク一覧を一週間単位にしていたのも、この状況をなんとか打開するためです。実際の一日とその日期限のタスク一覧が乖離しすぎていたのです。

 その都度の行動で白黒がついてしまうのはモチベーションが上がらないのです。午前中にやるべき報告書の作成を気持ちがのらずさぼったとしても、翌日朝早起きしてこなせば問題にはならないという形が理想なのです。午前中報告書を書かなかったのは、私なりの理由があるのです。
 過去、日別ではなく週毎のタスク管理を選択してきたのもこの理由からです。日々時間単位で管理されるのではなく、長めのスパンで力の入れ方を調整しながらやるべき事をこなしていく管理方法が私には合っています。

 道を選ぶ自由と怠惰との危うい関係 - Design of the everyday life(自分らしい生活をデザイン)

 

 この問題について、ずっと考えてきました。
 たすくまを運用する中で、日常生活に必要なことをこなしていけば、実際に作業が出来る時間は思った以上に限られていることが分かりました。
 本来、こういう一日の実態を考慮して当日のアクションを決定しなければいけません。しかし、ずっと以前に決定したタスクの期限に基づき、機械的に淡々と当日期限のタスクが決められることに我慢が出来なかった訳です。

 

 よって、以下のように、もう少し細かく考えなければいけなかったのだろうと思います。

  1. タスク一覧は、その週で完了すべきタスクをまとめて期限設定。(毎週金曜日期限、土日はバッファー)
  2. 週の頭(日曜日)に、その週期限のタスク一覧を参考に、一週間実行計画を設定。
  3. 前日夜に、翌日のたすくまスケジュールを見ながら、明日行うタスクを微調整。

 いきなり、仮置きの期限が決めてあるタスク一覧を見て作業するのではなく、実際の行動に限りなく近いたすくまスケジュールと照らし合わせて、当日やるタスクを最終決定するというものです。
 これは、たすくまで、過去のログを見ながら限りなく現実的なスケジュールを設定出来る効果だと思います。
 これまでは、現実離れした一日の計画を立てて、現実との差に苦しんで破綻するパターンを繰り返していたんだということが分かりました。


 主体的に事を動かしていくためには壁(期限)が必要。しかし壁が高すぎると効果はない。現実的な壁をどう設定するか、そして「現実的」をどう把握するかだということです。
 この解決方で、タスク管理をもう少し上手く流していきたいと思います。