考えること以外を意識しないでいい境地とは?
道具の操作感とか使い心地というのは、考えることにおおきく影響します。
『考える時間を増やす、考える時間の質を高める』上で、考えること以外を意識しないでいい状態でいることは、重要なことだと思います。
「操作感」について、面白い記事を見つけました。
何かしら考えるときって、いつも以上にアプリの「操作感」ってのが大きく影響してきます。こまかーいところがすごく気になる。考えてるところに、ちょっとした操作のまごつきがあったら、「うー」となります。マインドマップを描くアプリを使うと、確かにキレイに、手軽に仕上げることができるのですが、少しの操作のしにくさがすごく気になってしまう。一緒になって考えていくお供になってくれるようなアプリは、稀です。アウトライナーくらいでしょうか。
「考える」ため、「考える」時間の質を高めるためには、存在を意識しなくてすむような道具が、必要なんだろうと思います。そこまで使いこなす、手になじませることができれば、その道具・アプリは、きっと強力な仲間となってくれる。けど、少しの違和感がすごく気になったり、とてもデリケートな部分でもあるわけです。だからぼくは、結局、紙につらつらと、頭に思い浮かんだことを書く、というのに戻ってきてしまうんでしょう。
これは凄くよく分かります。頭で考えることと操作の違和感が混線して、考えることが阻害されてしまうのです。操作するという感覚がないのが、一番考えることに適した状態です。
身体の動きも同じです。実は私は、現在ブラインドタッチの練習をしています。今更なのですが。。まだキーボードで入力する作業がストレスです。実はペンで書くこともストレスを感じます。まだ、ペンの方がキーボードよりはましですが。。
これは自分がまだ、頭の中にあることをストレスなくそのまま出力する手段を持っていない証拠だと思います。ペンやキーボードを、長時間意識せずに使える感覚を身につけるのが今の目標です。野球ではバット、音楽家であれば楽器と一緒、商売道具という訳です。
ブログを書き、練習をたくさんしながら、頭の中にあることが自然に出力できる身体をつくりたい。
それに平行して、考えることをストレスなく行える道具も見出していきたいと思います。